2015.08.21ご宴会メニューその2

前回のその1は如何でしたでしょうか?
今回はその続き、大菜から話を進めます。

■大菜(メインディッシュ)
 一般的な中国料理の宴席ですと全体の三番目(コースにもよりますが大菜の1,2番目くらい)が頭菜といって、その日のメイン料理を出すしきたりがあります。
 また大菜は淡白な味付けから、段々と濃厚な味つけとなるように組むのが習わしです。そのうえで、材料、調理法、味付けが重複しないよう心配りをし、色彩、配色を考え料理に変化をもたせるようにします。
 中国料理の宴席では、肉、魚が主体となることが多く、食材の構成が単調になりがちです。そのため、福新楼では、海産物1品、畜産物1品、野菜1品をベースの3品とし、調理方法(揚げ物、炒め物、蒸し物といった具合に)を重複させないことを中心にコースを考えます。

■麺飯
 宴席の締めくくりといえばご飯ものや麺ものに代表される炭水化物の料理でしょう。とはいえ、中国料理の宴席によっては、ご飯や麺が途中に出てくるもの、ほとんど出てこないものもございます。
 福新楼では、コース料理の締めくくりとして麺飯料理をお出ししております。
これは、やはり後味としての満足感(満腹感)と、満腹になる前にたくさんのお料理を召し上がっていただきたいという気持ちからです。

■点心(デザート)
麺飯料理で満腹になった後は点心です。中国料理の宴席として必ずこう!というしきたりはないのですが、最近では甘い点心をお出しするのが一般的です。
福新楼の点心はコースにもよりますが、1~2品で提供しており、甘いものは必ず入れております。この甘点心、ゴマ団子、杏仁豆腐のほか、季節のデザートなどをお出しすることもございます。いずれも共通するのは甘いだけではなく、消化を助けることを同時に達成できるようにしております。

如何でしょうか?2回に渡り、コース料理に関してじっくり掘り下げてみました。
このお話が皆様がより深く中国料理を楽しむきっかけになれば幸いです。