2015.10.25 中国茶の話その1

今回は、中国茶の歴史と大別などをお話ししたいと思います。
後日、有名なお茶をエピソードを交えていくつか紹介予定ですので、そちらも楽しみにしてください。

○お茶の歴史
 一説によりますと、むかし、ある皇帝が庭で湯を飲んでいると、一枚の茶の葉が湯呑みの中に落ちた。そのまま飲んでみると、今までに味わったことのない、おいしい飲みものになっていた。この出来事が茶の始まりと言われています。
 本格的に中国の歴史にお茶が登場するのは紀元前三千年ごろ、現在の四川省、雲南省地域での記録と言われています。当時のお茶はすでに嗜好品として扱われ、飲む習慣があったようです。
 陸羽(728-83年)が、茶経を書いた唐代中期になると茶は全国に普及し、それまでの歴史で茶の最も盛んな時代となりました。茶に貢献のあった陸羽は、後世茶聖とうたわれ、茶経は茶の聖書といわれているほどです。

○お茶の種類
 中国茶は、製茶法によって、非発酵茶の緑茶、発酵茶の紅茶、半発酵茶の烏龍茶に大別されます。そしてさらに花茶、圧製茶、薬茶、工芸茶など多種の分類があります。

○茶の成分
 茶にはタンニン(渋み)やカフェイン(苦み)、ビタミンC(紅茶には含まれない)その他うまみを出すアミノ酸、テヤニンが含まれています。
 ビタミンCは他の野菜、果実に比べると微量ですが、一日に何度も飲む量からいくと結構なビタミンCの補給源となります。

○茶の効用
 疲れたときの一杯のお茶は、心身ともに和らぎを与えてくれます。それは茶に含まれているカフェインが他の成分と混じり合って中和し、大脳を刺激して、疲れた神経を癒してくれることによる効能でしょう。
 また、温かいお茶でしたら、新陳代謝を促進し、便秘を治し、胃腸の消化を助け、食欲を増進させる働きがあります。
 その効力は特に脂肪を溶かし、コレステロールをとり動脈硬化を予防できることにつながるかと思います。

 さて、本日のお話はこれぐらいにしましょう。後日、続きとして有名なお茶や、そのエピソードを紹介したいと思います。
 尚、福新楼のレストランで常時お出ししている烏龍茶は「色種」という銘柄の烏龍茶です。ご紹介まで